ユーザー登録
文字サイズ

仙台市政だより 2019年10月号

特集1 ちょっとした工夫で大きな効果 家庭から減らそう、食品ロス ―「秋のごみ減量キャンペーン」実施中

2/51

宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

■ごみ減量の鍵となるのは食品ロス削減
仙台市では、東日本大震災後にごみ総量が急増し、平成28年3月に「一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」に定める令和2年度までの一人一日当たりの家庭ごみ量などに関する目標を見直しました。新たな目標の達成に向けて、「ワケアップ‼仙台」と題したごみ減量・リサイクル推進キャンペーンを平成28年度から展開。市民の皆さんのご協力によって、ごみ総量と燃やすごみの量は減少傾向にあります(図1参照)。また、昨年度から、資源化できるもののリサイクルをさらに進めるため、ヨーグルト容器など防水加工のコーティングがされた紙容器や、家庭の庭木のせん定枝の回収など、新たな取り組みも行っています。
目標を達成するためには、もう一歩、ごみ減量・リサイクルを進める必要があります。特に対策が必要な家庭から排出される生ごみには、手つかずのまま捨てられた食品や食べ残し等、本来食べられるはずの「食品ロス」が約3割も含まれていることが分かりました。

■図1ごみ量やリサイクル率に関する推移

■始めましょう、食品ロス削減
平成30年10・11月に市で初めて行った食品ロスに関する市民モニター調査によると、手つかずのまま廃棄された食品の半分以上が野菜や果物などの生鮮食品。早めに調理や下処理をしたり、冷蔵庫等の整理・在庫確認をしたりすれば捨てずに済んだとの回答が多くありました。食品ロスの約半分は家庭から発生しており、一人一人が、生活の中で削減の工夫を積み重ねることによって、減らすことができます。
食品ロスに社会全体で取り組むため、5月には「食品ロス削減の推進に関する法律」が制定。市でも、法律で食品ロス削減月間と定められた10月に食品ロス削減をテーマに「ワケアップ‼仙台 秋のごみ減量キャンペーン」を展開し、家庭や職場に眠っている食料品を回収し必要な方に提供する「フードドライブ」などを実施します。
不必要なものを買わないことや、野菜などを適切に保存して腐らせないようにすることなど、毎日のちょっとした工夫や心掛けが食品ロス削減につながります。無理なく取り組めることから、少しずつ始めてみませんか。

■小さな工夫の積み重ねで食品ロス削減!
「せんだい食エコリーダー」(※)の冨野真美子さんに家庭でできる食品ロス削減のこつについてお伺いしました!
※食品ロス削減の工夫やこつを地域などで広めていく先導役として、平成30年度に養成した食品ロス削減の市民リーダー

▽家族みんなで、無理なく、楽しく!がポイントです

▽冷蔵庫内の“見える化”
冷蔵庫内を整理し、一目でわかるように収納。在庫の把握ができ、買いすぎ防止につながります。
(例)「薬味」「納豆」など食材の位置を決め、ラベルシールを貼ります。悪くなりやすい「豆腐」などは賞味期限が見えるよう傾けて収納しています。

▽保存の工夫で、野菜が長持ち
野菜を最後までおいしく食べられるように、保存方法を一工夫しています。
(例)キャベツの芯にお弁当用ピックを刺します(数カ所だとより効果的)。大葉は茎を上にして瓶に入れ、逆さにして保存します(1枚ずつ取り出せて衛生的)。

▽食べきれない食材は、早めに調理
野菜やきのこ、果物を悪くならないうちに干す、漬ける、煮るなど調理。干すとかさが減り、水分が飛ぶため料理に使いやすく、腐らせることがなくなります。
(例)野菜や果物は、干し野菜オイル漬け、ジャムなどにして瓶に入れます。瓶のまま冷凍保存できるので便利です。
・きのこの瓶詰め
(1)ほぐしたきのこに岩塩を振り、余熱したオーブンで20~40分焼く
(2)半分程度乾燥したら取り出し、粗熱をとる
(3)つぶしたにんにく、唐辛子、ハーブ類と一緒に瓶に入れ、オリーブオイルをかぶる程度注ぐ
(4)一晩寝かせる

▽食材は、とことん使い切る
野菜の皮や葉、茎、だし殻も料理に使えます。これらは普段捨ててしまいがちですが、実は栄養満点。無駄なく使い切ることで、家計の負担も減り一石二鳥です。食材使い切りや残り物リメイクレシピなど情報満載なレシピサイト「モッタイナイキッチン」(【HP】https://www.mottainai-kitchen.com/)が参考になります。
(例)野菜の皮のふりかけ
(1)野菜の皮とだし殻をごま油でしんなりするまで炒める
(2)酒を入れて炒め、てんさい糖を入れて弱火に
(3)しょうゆを入れて水分が飛ぶまで炒める
(4)ごまを混ぜる

■仙台市フードドライブ
家庭や職場に眠っている「モッタイナイ」食料品はありませんか。ご提供いただいた食料品は、NPO団体を通して必要としている方に無償提供します。

▽ロゴマークが目印
対象となる食料品:常温保存が可能で、賞味期限が1カ月以上ある食料品(生鮮食品を除く)
※下記は一例です
回収期間:10月1日(火)~31日(木)
回収場所:各区役所1階、たまきさんサロン、葛岡・今泉リサイクルプラザ、市民活動サポートセンター、イオン市内5店舗(仙台店、仙台中山店、仙台幸町店、仙台富沢店、イオンスタイル仙台卸町)

この特集に関するお問い合わせは、家庭ごみ減量課
【電話】214・8229
【FAX】214・8277

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル
協力 仙台市 〒980-8671 仙台市青葉区国分町三丁目7番1号