ユーザー登録
文字サイズ

仙台市政だより 2019年12月号

特集2 仙台市の財政状況 ―平成30年度決算から2

5/48

宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

■健全化判断比率から見る財政状況と今後の財政運営
地方自治体の財政状況を把握し、健全化へ向けた取り組みが必要かを判断する指標である「健全化判断比率」は、いずれも国の定める早期健全化基準を下回っています。

健全化判断比率

〔 〕内は平成29年度決算の値

一方、財政の硬直度を示す指標である「経常収支比率」は、97・4パーセントと前年度より低下したものの、引き続き高い水準にあり、本市の財政が予断を許さない状況にあることを示しています。
今後とも、地域経済の活性化や安定的な市税収入の確保、公共施設の老朽化対応のための長期的な財源確保等に努め、持続可能な財政基盤の確立を目指していきます。

仙台市の財政状況に関するお問い合わせは、
問合せ:財政企画課
【電話】214・8111
【FAX】262・6709

◆道路照明灯事務を見直し、再発防止を徹底します
道路照明灯の電力契約において不適切な事務が生じ、市政に対する信頼を大きく損ねたこと、改めて、市民の皆さまに深くお詫び申し上げます。
本事案については、仙台市議会第3回定例会においてご議論いただき、道路照明灯に係る不適切な支出が含まれる平成30年度一般会計・特別会計歳入歳出決算は、不認定となりました。私自身、この事態を大変重く受け止め、必要な措置を講じてまいる所存です。
担当部局において既に道路照明灯の電力契約に関する事務の改善を図るとともに、全庁的な事務処理の点検も行い、現在見直しを進めています。
正確かつ適正な事務の執行が公務への信頼の根幹であることを全ての職員が改めて心に刻み、二度とこのようなことがないよう、再発防止の徹底とさらなるコンプライアンスの推進に、全庁を挙げて取り組んでまいります。
仙台市長 郡和子

▽道路照明灯に関する事案の概要
本市では、道路照明灯をLED化する事業を進めており、本市が管理する約8万6千基の道路照明灯の位置や電力契約を確認する中で、昨年7月、道路照明灯が撤去されているにもかかわらず電力契約が継続しているケースがあることが分かりました。このことから、関係書類や現地の調査、職員へのヒアリングを行い、東北電力(株)への確認も経て、本年4月に調査結果を取りまとめました。この結果、廃止すべき契約数は1,729契約、過払い推定額は約9,200万円となった一方、調査の過程で、契約が結ばれていない照明灯が261基あることが判明し、未払い推定額は約2,300万円となりました。過払い金と未払い金の取り扱いについて東北電力(株)と協議を重ね、未契約分の電気料金として本市が1,140万円を支払い、東北電力(株)は、約款上過払い金の返還は難しいものの、本市が実施する道路照明LED化事業への協力金として4,600万円支払うとして合意に至りました。
今回の事案を真摯(しんし)に受け止め、市長・副市長の給料を3カ月減額します。さらに、長期間、統一的な事務処理の仕組みが構築されていなかった組織的な課題を踏まえ、実質的に市が負担することとなる額に対し、管理職以上の職員により補填(ほてん)を進めていきます。

▽電力契約に関する事務の改善
道路照明灯の電力契約に関する事務については、契約の具体的な手続きに関する統一的な仕組みが構築されていなかったことや、台帳の記載が不十分だったことなどが手続き漏れの要因になったと考えられることから、東北電力(株)の協力を得ながら、次のとおり事務の改善を図りました。
○電力契約の事務等に関する手順書の作成
○電力契約情報を網羅した道路照明灯台帳の整備

▽再発防止の徹底に向けて
これまでも職員の意識改革と組織風土の改善に向け、職階別の研修の実施などコンプライアンスの浸透を図る取り組みを重ねてきました。しかしながら、依然として不適切な事務処理が発生している状況を踏まえ、事務の手順の明確化やチェック体制の整備を確実に実践するよう改めて徹底を図るとともに、事務執行に係るマニュアルが適切に整備・運用されているか全庁一斉点検を実施しました。今後も継続的に事務執行の見直しを行い、コンプライアンスの推進に取り組んでいきます。

道路照明灯については
問合せ:道路保全課
【電話】214・8376

コンプライアンスの推進については
問合せ:コンプライアンス推進担当
【電話】214・8648

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル
協力 仙台市 〒980-8671 仙台市青葉区国分町三丁目7番1号