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仙台市政だより 2019年3月号

仙臺(せんだい)まちあるき虎の巻 其(そ)の十二

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宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

■建造物が刻む街の歴史と文化 桜を愛でながら巡る道
今回は、若林区内にある「杜の都景観重要建造物等」を巡るまちあるき。これは、景観形成に重要な役割を果たしている歴史的・文化的建造物等として、市が指定したものです。 
地下鉄愛宕橋駅を出発。緩やかな下り坂を軽快に進むと旧国道4号に「昭和市電通り」の標識を発見!地域が中心になり、公募で決定した道路の愛称で、かつてこの通りを走った市電を後世に語り継ぎたいとの思いが込められているとのこと。 
七郷堀の所で曲がると仙台駄菓子の老舗「石橋屋」が。店先には染め抜きの暖簾(のれん)や天水桶があり、趣のある佇まいに風情を感じます。さらに進むと、左右対称の虫籠窓(むしこまど)やそれを取り囲む海鼠(なまこ)壁が特徴的な「小林薬品」と土井晩翠や市川房枝など多くの文人・墨客も滞在した「旧針惣旅館」、その先には「旧丸木商店」も見えてきました。昔ながらの面影を残す街並みにどこか懐かしさを覚えます。旧丸木商店の格子壁には、震災時に壊れた店蔵を復活させようと小学生が励ましの気持ちでデザインした紋が。個性豊かなデザインが楽しい気持ちにさせてくれます。「旧仙南堂薬店」では、秋保石積の腰壁と大きな看板が目を引きます。 
旧国道4号に戻り、歩を進めると「日本最初の鉄筋コンクリート橋跡」の標識と広瀬橋が見えてきました。橋の上から川の流れを眺め一息。川沿いではこれから桜も楽しめます。程なく地下鉄長町一丁目駅へ到着。 
街の歴史とともに歩んできた建造物。街並みに調和し、魅力的な景観をつくっています。春の足音が聞こえる季節、まちあるきに出掛けてみませんか。

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