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仙台市政だより 2020年1月号

特集2 地域の安全・安心を守る消防団 ―自分たちのまちは自分たちで守る

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宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

■地域防災に欠かせない消防団
消防団とは、地域に密着し、住民の安全・安心を守るため各市町村が設置する消防機関。本市には地域ごとに7つの消防団があり、令和元年12月1日現在、2021人(うち、女性132人)の団員が活動しています。
団員は、会社員・主婦・学生などの市民の方々で、年齢や性別もさまざま。普段はそれぞれの仕事や学業に励みながら、地域で火災・地震・水害などが発生すると現場に駆け付け、人命救助や消火、避難誘導などの任務に当たります。平時には、災害に備えた訓練や防火指導、消防資機材の点検なども行っています。また、消防出初式(本誌16ページ参照)などで、伝統の「仙台消防階子(はしご)乗り」を披露し、消防の心意気を伝えています。
近年、地震・台風・豪雨など、大規模な災害が頻発しており、地域における消防・防災のリーダーとして、消防団の重要性がますます高まっています。

■若い世代の入団を促進
将来にわたり地域の安全を守り続けていくため、期待されているのは若い力。市では、若い世代の
入団を促進するため、平成30年4月より、「仙台市学生消防団員活動認証制度」を実施しています。この制度は、1年以上継続して消防団活動に取り組み、地域へ貢献した大学生等の消防団員に対し、市長がその功績を認証するもの。認証を受けた学生は、就職活動の際に消防団員として活動してきた実績を企業等にアピールすることができます。
市の消防団では、令和元年12月1日現在、70人の学生が消防団員として活動しています。学生団員からは「学生生活では得られない貴重な体験ができる」「地域の方々との関わりの中で感謝されることが何よりの励み」などの声が聞かれ、地域の一員としてやりがいを感じながら、社会人の団員と一緒に、災害対応や日々の訓練などに取り組んでいます。

■入団をお待ちしています
心身ともに健康な18歳以上65歳未満の方で、市内にお住まいか通勤・通学している方であれば、職業・性別を問わず入団することができます。消防団員は、「非常勤特別職の地方公務員」という身分を持ち、年間の報酬や災害・訓練等の出場に伴う報酬の支給等があります。
入団を希望する方は、消防局総務課または最寄りの消防署にお問い合わせください。

◆一緒に地域住民の笑顔を守っていきましょう
青葉消防団部長 中嶋俊秀さん
私は、父に誘われて14年前に消防団に入団しました。震災後、「自分が生まれたまちを守る」という思いが強くなり、現在は、地域の住民を広い意味での家族だと思い、皆さんの笑顔を守るために活動しています。
消防団の強みは地域に密着していることです。きめ細やかな対応ができるほか、地域の住民も顔見知りだと安心するようで、いざというときに頼ってくれます。
課題は団員の減少です。消防団の伝統や災害の経験等を引き継いでいくためにも、ぜひ女性や若い世代の方も消防団員となり、地域の力になってほしいと思います。最近は、学生の入団者も増えて一緒に活動しています。活動していくうちに住民や団員との絆が生まれ、地域への愛着を深めてくれれば、仙台での就職にもつながるのではないでしょうか。将来を担う若い世代が、職場や家庭の理解を得ながら、一緒に長く活動を続けていけることを願っています。

問合せ:消防局総務課
【電話】234・1111
【FAX】234・1120

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル
協力 仙台市 〒980-8671 仙台市青葉区国分町三丁目7番1号