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仙台市政だより 2020年2月号

特集3 起業にチャレンジする方をサポートしています

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宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

新たなビジネスや雇用を生み出し、地域経済の発展につなげるため、市ではさまざまな起業支援を実施しています。

◆多様な起業が増加
市では「日本一起業しやすいまち」を目指し、平成26年に起業支援センター「アシ☆スタ」を開設し、事業の構想段階から起業後に事業が安定するまで、ワンストップでサポートしています。起業相談件数が年間1000件を超えるなど、開設以降、起業の動きが活発化。特に女性や若年層の相談が増加するなど、起業の裾野が拡大し、多様な働き方の選択肢の一つとして浸透しつつあります。
また、ICT(情報通信技術)や大学の研究成果を活用し、仙台・東北から大きな事業を生み出すため、先輩経営者などによる個別指導や資金調達・事業獲得に向けた支援を行う「起業家集中支援プログラム」を実施。起業後の成長を加速させて雇用の創出につなげることを目指しています。

◆「誰かのために」「地域のために」との思いを後押し
東日本大震災を機に顕在化した、さまざまな社会的課題に対し「誰かのため、地域のために役に立ちたい」という思いから起業を志す人が多いことも仙台の特徴です。「若者の居場所づくり」「まちづくりのリーダーの育成」など、その思いはさまざま。市では「社会起業家育成プログラム」を実施し、経営に必要な知識の習得や企業等とのネットワークの形成などをサポートしています。これまでに36人が受講。低体重児向けの衣服販売など、新しい事業の立ち上げが実現しました。
市では2月に、起業への関心を高め、交流を深めるイベント「センダイ・フォー・スタートアップス2020」を開催(詳細は「センダイ・フォー・スタートアップス2020」参照)。社会起業家育成プログラム受講者による事業プランの発表も行い、起業への挑戦を後押しします。
今後も、アシ☆スタを核に起業の裾野のさらなる拡大を図るとともに、社会的課題の解決を図る起業家の育成や東北の地域経済をけん引する起業家の輩出を通して、地域経済の発展や多様な働く場の創出につなげ、活力あるまちづくりを推進していきます。

■Interview(インタビュー)
◇「社会起業家育成プログラム」を受講した林久美さん
在宅介護を基本に、通い、宿泊、訪問のサービスを組み合わせて利用する、小規模多機能型居宅介護事業所「マイムケア長町」を運営しています。利用者の中心である認知症の方々が、社会との関わりがなく、家にこもりがちになることが課題だと感じていました。そこで、認知症の方々が活躍できる場をつくりたいと思い、プログラムを受講しました。1対1の手厚い指導や仲間の協力もあって、ビジョンが明確になったと思います。
昨年、駄菓子屋と地域交流スペースが一体となった「マイムテラス」を事業所に併設して開設しました。ここでは、おじいちゃんやおばあちゃんが店番をしたり、子どもたちに裁縫を教えたりと、いろいろな世代の方が集まり、交流しています。認知症の方も役割があり、必要とされることで、生き生きと過ごすことができます。「ありがとう」と感謝され、笑顔で楽しく過ごす姿を見ながら、日々サポートしています。

□仙台市起業支援センター「アシ☆スタ」
場所:アエル7階
相談受付(予約優先/無料):平日9:00~17:00

申込・問合せ:仙台市産業振興事業団
【電話】724・1212
【HP】https://www.siip.city.sendai.jp/assista/

この特集に関するお問い合わせは、産業振興課
【電話】214・8278
【FAX】214・8321

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